エムアール行政書士事務所

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ネットオークションによって落札した場合のクレーム

 

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ネットオークションの商品の保証

こんにちは。

 

今日は、ネットオークションで落とした商品が、故障していた場合を考えてみたいと思います。

 

例えば、競り落としたスマホが、使用しているとすぐ電源が落ちるといった症状がでる場合はどうなるか?

 

売主が個人で特約無

売主が個人の方で、その買ったスマホ一台だけを出品していた場合は、スマホがちゃんと作動するための修理費用を請求することができます。

 

ただ、ここでのちゃんとという概念が売主と買主で違いが生じるので解釈の相違が出るかもしれません。

 

ただ、売主が、他に同じ商品を出品していた場合は、別なものと交換してもらうことができる可能性もあります。

 

売主が個人で特約有

売主が個人で「ノークレームノーリターン」の特約があった場合は、どうなるでしょうか?

 

この特約は原則、有効なので修理の請求はできないこととなります。ただし、売主が知っていて告げなかった場合はこの特約の効果はありませんので、修理を請求できることとなります。

 

売主が販売業者

売主が販売業者の場合は、特定商取引法の表示により明示されているのでこれに従うこととなります。

 

販売業者は、保証の全部免責という規定は無効となる可能性が高いのでなんらかの保証や返品に応じることとなります。

販売業者とは

出品数で判断

法人の方に限らず個人の方も営利の意思をもって反復して以下のような出品をしている場合は、販売業者に該当することとなります。

 

ただ、出品数は大まかな目安なのでこれを超えていなくても、販売業者に該当する可能性はあります。

 全てのカテゴリー・商品について
  1.  過去1ヶ月に200点以上又は一時点において100点以上の商品を新規出品している場合
  2. 落札額の合計が過去1ヶ月に100万円以上である場合
  3. 落札額の合計が過去1年間に1000万円以上である場合
特定のカテゴリー・商品について
  1. 家電製品等について、同一の商品を一時点において5点以上出品している場合
  2. 自動車・二輪車の部品等について、同一の商品を一時点において3点以上出品している場合
  3. CD・DVD・パソコン用ソフトについて、同一の商品を一時点において3点以上出品している場合
  4. いわゆるブランド品に該当する商品を一時点において20点以上出品している場合
  5. インクカートリッジに該当する商品を一時点において20点以上出品している場合
  6. 健康食品に該当する商品を一時点において20点以上出品している場合
  7. チケット等に該当する商品を一時点において20点以上出品している場合

 

まとめ

このように、売主が個人か販売業者になるのかで対応が変わってきます。

 

販売業者に該当する場合は、個人よりも規制が強くなりますので、法令順守には気を付けましょう。