エムアール行政書士事務所

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電子契約法の契約の成立時期

 

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契約成立

 

こんにちは。

 

18歳、19歳の方たちで、終戦日を知らない割合が14パーセントもいるというニュースを見て驚いている今日この頃です。

 

原爆、空襲、特攻など戦争を二度と起こさないためにも重要な事ですが、サザンオールスターズの曲の歌詞でもありましたが、現代史を授業でやることなく、歴史の授業は終わりますよね。

 

ちょっと残念なことでした。

 

では、今日は、電子契約法での契約成立の決まりについて書きます。

 

ネット通販で、契約してたと思ってたのにキャンセルになったとか、契約成立してないはずなんだけど、という認識のずれを解消することができればと思います。

契約とは

 

契約の成立は、お互いの合意で成り立つものですので、「申込み」と「承諾」で成立することとなります。

 

この成立時期については、承諾の通知が相手方に到達した時に成立することとなります。(到達主義)

 

ただ、離れた場所にいる人との契約については、承諾の通知を発信した時に成立することとなります。(発信主義)

 

※改正民法では、到達主義となります。

 

では、ネット販売での契約の成立時期はいつになるでしょうか?

 

電子契約法によると、到達主義をとっているので、相手方に「承諾」の意志表示が到達した時が、契約成立時期になります。

 

到達とは

 

到達とはどのような状態か?というと次のような状態をいいます。

 

意思表示が相手方によって直接了知されることを要するものではなく、相手方の支配圏内に置かれること、といわれています。

 

例えば、手紙を出したとして、家族の誰かがが代わりに受け取ったけど、本人が見ていない状態は、到達していないか?というと、そうではなく、到達していると言えます。

 

メールの到達とは、「承諾」の電子メールの発信→注文者の電子メールサーバーの中のメールボックスに読み取り可能な状態で記録された時点となります。

 

到達してる?

 

到達している状態

  • 迷惑メールの振り分けをしないように表示していたけれども、迷惑メールフォルダに入ってしまって、相手方が確認していなかった場合
  • ドメイン指定受信の設定をするようにしていたけれども、していなかったため到達しない場合

 

到達していない状態

  • 注文者のメールサーバーの故障で、承諾の通知を発信したけれども承諾通知が記録されなかった
  • 送信した承諾通知が、文字化けして解読できない。ただし、通常の操作で文字化けが直るのにしていなかった場合は、到達したと言えることもあります。

 

承諾通知の方法

 

承諾の通知の方法でも、次の二つの事例で扱いがかわります。

 

通常メールだけを発信

 

承諾のメールが注文者のメールサーバーに記録されれば、その後、データが消失したとしても契約は成立です。

 

ホームページの画面とメール

 

ホームページで「ご注文を承りました」と表示され、承諾のメールを送る場合は、両方がきちんと、整わないと承諾したことにはなりません。

 

「ご注文を承りました」の画面が表示されずに、承諾メールだけが注文者に届いた場合は、承諾したことにはなりません。

まとめ

 

契約は、「申込み」と「承諾」というものがセットになって初めて成立します。

 

トラブル防止のためにも、きちんとした意志の確認方法がとれるようにしましょう。

 

 

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