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代理店契約の特徴

 

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代理店契約の基礎知識

こんにちは。

 

先日、模型店を見ていたら、車の模型が置いてあったんですが、2万円以上するものがあって、びっくりしました。

 

意外と高いんですね・・・・。

 

では、今日は、代理店契約についてです。

 

契約の性質と特徴

 

性質

 

代理店契約は、メーカーが販売代理店に消費者と売買契約を締結することについて代理権を授与することを内容とする契約です。

 

そのため、契約上は、仲介業務となるため、契約は、メーカーと買主との間で成立することとなって、代理店は手数料を受け取ることとなります。

特徴

 

このような代理店契約の特徴としてましては、以下のようなことが挙げられます。

  • 代理店に販売価格を決める権限はない
  • 在庫の保有リスクがない
  • 製品の故障等の修理は、メーカーが行う

 

商法と会社法の規定

 

権利

 

  • 代理商が物品の販売または、媒介の委託を受けた場合、代理商は、売買の目的物の瑕疵、数量の不足、その他売買に関する通知を受ける権限を有する(商29、会18)
  • 代理商が取引の代理または、媒介をなしたことによって生じた債権の弁済期が到来しているときは、弁済を受けるまで商人のために当該代理商が占有を留置できる(商31、会20)

 

義務

 

  • 代理商が取引の代理、媒介をした場合遅滞なくその旨を商人に通知する(商27、会16)
  • 代理商が、商人の許可を受けなければ、自己または第三者のためにその商人の営業の部類に属する取引をしたり、その商人の営業と同種の事業を行う会社の取締役、執行役となりことができない(商28、会17)

 

代理店契約と独占禁止法の関係

 

代理店契約を結ぶ場合には、独占禁止法との関係が出てきます。

販売地域の特定

 

これは、主に以下のパターンがあります。

  1. 責任地域制
  2. 販売拠点性
  3. 厳格な地域制限
  4. 地域外顧客への受動的販売の制限

1は、一定の地域を責任販売地域としてある代理店に任せることです。

 

2は、一定の地域に限って店舗等の設置場所を指定することです。

 

3は、市場における有力な事業者が、ここの地域でしか販売してはいけない、というような厳格な地域制限を行なうことです。

 

4は、ホームページを見たお客さんが、代理店が割り当てられた地域外の方だった場合にその販売を制限することです。

 

 これらの行為によって、価格維持効果が生じる場合は、違法となります。

再販売価格の拘束

 

この規定は、代理店契約であるため、適用はされません。

競業の禁止

 

この規定は、メーカーが有力な事業者である場合に、代理店に対して規制するときに注意しなければなりません。

 

  • 代理店に自己又は自己と密接な関係にある事業者の競争者と取引しないよう拘束する条件をつけて取引する行為
  • 取引先事業者に自己又は自己と密接な関係にある事業者の競争者との取引を拒絶させる行為
  • 取引先事業者に対し自己又は自己と密接な関係にある商品の取扱いを制限するよう拘束する条件を付けて取引する行為

 

これらを行うことで、市場閉鎖効果が出る場合には違法となる可能性があります。

最後に

 

代理店契約は、独占禁止法との関係も重要となります。

 

また、扱う商品の特定や、手数料の額、商品の納入方法なども取り決めること大切になります。

 

 

 

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