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最近の安全運転の教育方法について

 

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安全運転教育の方法

 

こんにちは。

今日は、安全運転のために、乗務員の方に教育する方法をご紹介したいと思います。

 

深澤の危険感受性訓練

 

まず、初めにご紹介するのが、有名な深澤の危険感受性訓練です。

 

目的

 

  • 一人一人の運転者が持つ認知スタイルのあり方を自己認知させる
  • 認知スタイルをより客観的で分析的な方向に変容させる
アプローチの仕方

 

頭に思い浮かべている自分の姿と実際に運転する自分の姿とをセルフチェックさせるようにします。

方法

 

  1. 交通場面のイラストを用いた危険感受性テスト
  2. 交通場面のイラストを見ながら10名前後で小集団討議
  3. 後日、テスト結果のコメント表を作成し、管理者が運転者と個人面接をする

 

討議においては、速度や注意する対象物はどれかなどを、チェックしたり、より安全な運転をするのはどうするかを話合います。

 

1場面を約15分掛けて話合い、5場面やるので、15×5で約75分くらいの話合いとなります。

 

この訓練をすることで、安全運転に対する効果が約3ヶ月ほどあると実験で出ています。

 

自動評価システムを用いた教育

 

自動評価システムというのは、頭、つま先にセンサーを付けて、ジャイロセンサーによる運転行動として、首の角度、ペダルの踏み込み方、速度を記録していくことです。

 

教育の流れ

 

  1. 運転状況の質問や研修の流れの説明
  2. 実走行
  3. ディスカッション
評価方法

 

これらの方法で、達成度をパーセンテージで出すことになります。

  • 速度達成度・・・速度、一時停止
  • 左側確認達成度・・・確認の深さ、タイミング、確認時間
  • 右側確認達成度・・・確認の深さ、タイミング、確認時間

 

評価が、数字で出るため、客観的な評価を確認しやすいのが特徴です。

奈良県のトラックドライバー教育

 

この教育の特徴は、実車をトラックを用いて行ったことがポイントとなります。

 

トラックで一般道路走行時のジャイロセンサによる自動評価を実施

教育の流れ

 

  1. コースを走行
  2. 評価結果を示しての教育
  3. 再度同一コースを走行して評価

 

結果

 

この教育により、実施前と実施後では、明らかな教育の効果がみる事ができました。

まとめ

 

現在は、トラック、バス、タクシーなど全ての業界において、未熟練者の増加、高齢化の波が押し寄せています。

 

また、積載量3.5t、総重量7.5t未満のトラックが乗れる準中型免許制度もスタートしており、18歳以上で乗務が可能となっています。

 

こういった譲許を踏まえ、ますます、運転者教育の重要性が増してきます。

 

ジャイロセンサーによるセルフチェックは、自分を客観的に判断することができるので、やってみる価値がある教育ではないでしょうか?