エムアール行政書士事務所

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運転代行業の開業方法をご紹介します

 

運転代行業とは

 

運転代行業のお仕事は、ご存じだと思いますが、一応ご説明いたします。

 

よくあるケースとしてお酒を飲んでしまったお客さんが、

そのまま運転してしまうと違反なので、代わりに車を代行運転して

お客さんの自宅まで車とお客さんを運ぶ仕事です。

 

注意するべきポイント

 

 お客さんを乗せることができる車両は、お客さんの車両だけです。

 

これは、A=お客

    B=代行運転車

    C=随伴者運転者

 

とした場合の事例で考えてみます。

 

Aさんがちょっと遠くにコインパーキングに車を止めました。

そして、お店でお酒を飲んでしまったので、代行運転の方を呼ぶことにしました。

 

この時、代行運転の方BさんとCさんが、二人でAさんの車をとりに一度駐車場に

向かいます。そして、BさんとCさんがお店まで戻ります。

 

それからBさんがAさんを乗せていくことになります。

 

駐車場に行くときにAさんとBさんとCさんで同じ車両に乗ってはいけません。

 

なぜなら、運転代行として認められているのは、Aさんの車を代行運転して

Aさんを乗せることだからです。

 

許可の要件

 

 

許可を取得するに際して、次の2つがポイントとなります。

 

①安全運転管理者の設置

・各営業所ごとに配置

・20歳以上(③の場合は30歳以上)

・自動車の運転の管理に関して2年以上(公安委員会の講習を修了した人は

 1年以上)の実務経験を有する者

 または、自動車の運転の管理に関し、これらの者と同等以上の能力を有すると

 公安委員会が認定した者

 

②普通自動車二種免許の所持

お客さんの車を運転する人は二種免許が必要です。

 

③副安全運転管理者の設置

・各営業所で使用する随伴用自動車の台数が、10台以上20台未満なら一人、

 以後10台を超えるごとに一人ずつ加算する員数を設置する

・20歳以上

・自動車の運転の管理に関して1 年以上の実務経験を有する者、

 自動車の運転経験の期間が3年以上の者

 または、自動車の運転の管理に関し、これらの者と同等以上の能力を有すると

 公安委員会が認定した者

 

保全

 

代行運転する車両の保全のために以下の保険に加入しなければなりません。

 

・対人8000万円以上

・対物200万円以上

・車両200万円以上

 

車両への表示義務について

 

お客さんの車両(運転代行車両)と随伴車両については、以下のような表示義務があります。

運転代行車両

 

お客さんの車である運転代行車両については以下の表示が必要です。

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随伴車両

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 まとめ

 

 

このように、運転代行業の許認可取得については、

それほど、複雑なことはないと思います。

多額の資金も必要ないので、比較的開業しやすい業種ではあります。